お笑い芸人、YouTuber、神主……と、いくつもの顔を持つ狩野英孝さん。
テレビで見ない日はないほどの人気者ですが、彼の「アーティストとしての才能」が今、改めて凄まじい注目を集めているのをご存知でしょうか?
「バラエティのノリでしょ?」と侮ることなかれ。
実は確かな歌唱力と天性のメロディセンスを誇り、近年ではアリーナライブを成功させるほどの快進撃を続けているのです。
今回は、テレビのお笑いだけでは分からない、狩野英孝さんの「多彩すぎる歌手名義」とその規格外の音楽的魅力を徹底解剖します!
目次
1. 伝説はここから始まった!メイン名義「50TA(フィフティーエー)」
狩野さんの音楽活動を語る上で絶対に外せないのが、この「50TA」です。
爆笑のドッキリから生まれた「奇跡のアーティスト」
誕生は2009年。テレビ朝日系の人気番組『ロンドンハーツ』のドッキリ企画でした。
当時、狩野さん本人には「GO Top Artist(トップアーティストを目指せ)」の略だと伝えられていましたが、本当の由来はテレビ朝日開局50周年にかけた「50周年のTV Asahi」。
壮大な勘違いからスタートした企画でしたが、番組内で彼が披露した『PERFECT LOVE』や『涙』といった楽曲が、視聴者の心をまさかの大直撃!
携帯の着うたダウンロードで第1位(2日間で10万ダウンロード)を記録する社会現象となり、ドッキリの枠を超えて本当にCDデビューを果たしてしまったのです。
15周年を迎えても続く、令和の快進撃
一発屋のネタと侮るなかれ。
50TAの伝説は2026年の現在も、信じられない規模で更新され続けています。
- 2024年7月: 誕生15周年を記念し、EX THEATER ROPPONGIでライブを開催。
- 2025年7月: ついに国民的音楽番組『ミュージックステーション』へ初出演!
- 2025年12月: なんと人気グループ「King & Prince」への楽曲提供が実現。
- 2026年5月: 初の大規模単独アリーナライブ(TOYOTA ARENA TOKYO ※一部情報では横浜アリーナ)を開催し、8,000人の観客を熱狂の渦に巻き込む。
ドッキリから始まったプロジェクトが、今やリアルにアリーナを埋める一流アーティストへと進化を遂げています。
2. 天才作曲家としての顔:作詞・作曲名義「桜田神邪(さくらだ しんや)」
狩野さんは、自身が歌うだけでなく「楽曲提供」を行うプロデューサーとしての一面も持っています。
その際に使用するのが「桜田神邪」という、どこかヴィジュアル系を彷彿とさせる名義です。
- 名前の由来:ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんの提案によるもの。狩野さんのご実家である宮城の由緒正しき神社「櫻田山神社(さくらださんじんじゃ)」から命名されました。
神聖な実家の名前に「邪」を入れる絶妙なセンスが光ります。 - 代表作:2009年にタレントの青木さやかさんがリリースしたシングル『ノコギリガール〜ひとりでトイレにいけるもん〜』の作詞・作曲を担当。
キャッチーで耳に残るメロディは大きな話題を呼びました。
3. まだある!変幻自在なその他の名義&ユニット
50TAや桜田神邪のほかにも、狩野さんは状況に応じて様々な名義を使い分けています。
狩野英孝(本名名義)
実は50TAとして大ブレイクする前、2008年8月に『ようこそ!イケメン☆パラダイス』という楽曲ですでにひっそりとCDデビューを完了していました。
当時の「ラーメン・つけ麺・僕イケメン!」のキャラクター全開の、原点とも言える名義です。
EIKO
フジテレビ系『千鳥のクセがスゴいネタGP』の歌ネタや、大人気YouTubeチャンネル『EIKO!GO!!』でお馴染みの名義です。
数々の名曲を「クセ強め」にアレンジして歌い上げる姿が若い世代にも大刺さり。
人気デュオ・ゆずとの公式コラボユニット「EIKOとゆず」を結成した際にもこの名義が使われました。
遠藤と狩野
ココリコの遠藤章造さんとのクセモノ同士の音楽ユニット。ベテラン芸人2人が本気で音楽を楽しむ姿が、お笑いファン・音楽ファン双方から愛されています。
4. なぜ私たちは惹きつけられるのか?「アーティスト・狩野英孝」の真の実力
お笑い芸人としてのイメージが強い狩野さんですが、なぜこれほどまでに彼の歌は人々を魅了するのでしょうか?
そこには、裏付けられた「本物の歴史」と「天性の才能」があります。
いきものがかりに勝っていた!?学生時代の音楽遍歴
狩野さんの音楽好きは筋金入りです。
青春時代はL’Arc〜en〜Cielや19、ゆずといったアーティストに強い影響を受け、高校時代には「ディスインフィクション」というバンドを結成。
さらに、日本映画学校の学生時代には新百合ヶ丘駅の周辺で精力的にストリートライブを行っていました。
当時、同じエリアで路上ライブをしていたブレイク前の「いきものがかり」よりも、当時の狩野さんの方が多くの観客を集めていたという、嘘のような本当の伝説が残っています。
確かな歌唱力と、狙って書けない「唯一無二の作詞センス」
お笑い補正を抜きにしても、彼の歌唱力は一級品です。
広い音域を持ち、地声から裏声(ファルセット)への切り替えの安定感はプロの歌手そのもの。
そして何より天才的なのが作詞センスです。
本人はいたって真面目に「最高にカッコいい曲」を作ろうとしているのですが、だからこそ凡人には思いつかない絶妙なワードが飛び出します。
- 「何コレ?すっごーい!」(PERFECT LOVE)
- 「予定…」(インドの牛乳屋さん)
こうした予想外のフレーズが、美しいメロディに乗ることで「爆笑」と「狂気的な中毒性」を生み出すのです。
一度聴いたら耳から離れないあの現象は、彼のピュアな情熱が生んだ芸術と言っても過言ではありません。
まとめ:笑えて、泣けて、カッコいい。それがアーティスト・狩野英孝
ドッキリの身代わりとして生まれた「50TA」から、YouTubeで全世代を虜にする「EIKO」まで。
狩野英孝さんの音楽活動の根底にあるのは、おふざけではなく「いつでも本気で音楽と向き合うピュアな姿勢」です。
だからこそ、15年以上経った今でもアリーナを埋めるほど愛され続けているのでしょう。
次にテレビやYouTubeで彼の歌声を耳にした時は、ぜひその「本気のメロディ」と「確かな歌唱力」に耳を傾けてみてください。
きっと、今よりもっと彼のことが好きになるはずです!

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